サブウェイタイルシールの貼り方
今人気のインテリアといえば、ブルックリン風インテリアやインダストリアル風インテリアといった、ちょっと無骨でクールなスタイルのインテリアです。
NYのブルックリンにある少し古めの建物を、若手アーティストたちの手によっておしゃれなカフェやアトリエにリメイクされたことで、海外のブロガーたちからも注目され、インテリアに取り入れられるようになりました。
そんなブルックリン風インテリアに欠かせないのが、サブウェイタイルです!
レンガタイルやモザイクタイルとは違って、無機質でクールな雰囲気を持つサブウェイタイルは、インテリアに取り入れるだけでお部屋をスタイリッシュに変身させることができます。
長方形のシンプルなデザインのサブウェイタイルは、お部屋の壁などのアレンジに取り入れるとクールなテイストが、とってもかっこいいですよね!
でも、タイルを一枚一枚貼る作業や工程はとても大変です。
そんな大変な工程を簡単に実現させてくれるのが、サブウェイタイルシールです。
タイルがシール状のシートになっているので、初心者の人でも簡単にサブウェイタイルのようなアレンジができる、DIYのお助けアイテムです!
シール状になっていますが、表面は凸凹の加工がされているので、シールと言ってもリアルなデザインで、本当のタイルのような見た目です。
ブルックリンスタイルのインテリアのような、クールなテイストのお部屋にアレンジしたい時にも大活躍ですよ♪
そして、このサブウェイタイルシールは、見た目だけでなく実用性も抜群です。
水や汚れに強いので、水がはねたり汚れてしまっても拭くだけでお掃除が出来て、お手入れはとっても簡単です。
また、耐熱加工もされているので、コンロなど火を使うところに使用する場合でも15cm以上離れた場所だと貼ることができます。
キッチンや洗面スペースなど、水を多く使うところだけでなく、汚れが気になるところの目隠しとして使ったり、使い方も多様なので、インテリアのプチリフォームにはとっても便利なんです。
でも、どうやって貼ればいいの?と思う人も多いですよね。
今回は、サブウェイタイルシールを使ってプチリフォームを楽しみたいという人のために、DIY初心者の人でも簡単に出来る、サブウェイタイルのタイルシールの貼り方についてご紹介します。
Contents
サブウェイタイルのタイルシールの基本的な貼り方
サブウェイタイルシールは高品質のアルミニウム地を使用したタイルシールです。
そのため、平らなところだったらどこでも貼ることが出来るので、家中のあらゆるところのセルフリフォームに用いることが出来ます。
本物のタイルのようなリアルなデザインでタイル目地もデザインされていますが、本物のタイルのように一枚一枚貼られているわけではなく、一枚のシール状のようになっているので、タイルシールを貼った下地が見えてしまったり、タイル同士の隙間が気になることもありません。
タイルシールを使ったアレンジが初めて、という人でも簡単に貼ることができます。
まずはサブウェイタイルシールを貼る前に、下地の汚れをしっかりと拭いておいてください。
油汚れなどが残っていると、サブウェイタイルシールがうまく貼れなかったり、気泡が目立ってしまったりする場合もありますので、中性洗剤などで汚れを拭き取っておきます。
そしてサブウェイタイルシールを貼るのに必要な道具類はカッターやはさみのみ。
タイル貼りに必要な道具を揃える必要もありません。
①サブウェイタイルシールの貼りはじめをカットする
サブウェイタイルシールの両端は、ジグザグにカットがあるほうと、ジグザグにカットが施されていないほうがあります。
今回は、右から左に貼っていくとして、右端をジグザグのカットがある方でスタートします。
ジグザグになっている右端を写真のように直線にカットします。
端をカットすると、上の写真のように余ったタイル地部分が出てきますが、こちらは後ほど使用しますので、捨てずに取っておいてください。
まっすぐカットする自信が無い方へ・・カットのコツ!
モザイクタイルシール各商品には、商品の上に透明の薄い保護シートが付いています。
こちらは、もちろんお使いいただくまでに商品に傷がつかないようにお付けしているものですが、ちょっとした裏ワザ!カットの時に上から線を引いても便利です!
保護シートの上に、見えやすい色の油性マジックでカットしたい場所に定規で線を引きます。
線に沿って切っていけば、安心してまっすぐ切れます。
切る道具は、ハサミでもカッターでも使いやすい方で大丈夫です。
樹脂部分のふくらみが少し硬めなので、カッターで切りにくい方は、よく切れるハサミがおすすめです。
断面もしっかりまっすぐにカットしたい方は、定規を当ててカッターで切るのがおすすめですが、力の弱い女性では樹脂部分がカットしきれない場合がありますので、その場合は上からハサミで切っていくといいでしょう。
②サブウェイタイルシールをアレンジしたい場所に貼る
カットしたサブウェイタイルシールを、アレンジしたい場所に貼ります。
この時、タイルシールのシール台紙を全て剥がすのではなく、一部分のみを剥がし、貼り始めの場所を固定するようにします。
タイルシールは粘着性が非常に高く、ウォールステッカーなどのように一度貼っても再度剥がせる、というものではありませんので、なるべく貼り直しをしなくていいように、少しずつシール台紙を剥がして貼って下さい。
③サブウェイタイルシールのシール台紙を少しずつ剥がしながら気泡を逃す
サブウェイタイルシールのシール台紙を少しずつ剥がしながら、気泡が入らないように内側から押し出すように貼っていきます。
この時、タオルなどで押しながらタイルシールを貼って行くと、平らな部分にもしっかりと貼りつき、きれいに貼ることが出来ます。
貼り終えたら、手で再度内側から外側へ気泡を押し出していきます。
このようにして、サブウェイタイルシールをきれいに貼ることができます。
次に、サブウェイタイルシールを繋ぎ合わせて美しく見える貼り方です。
サブウェイタイルのタイルシールを横に連続して貼るには
基本的なサブウェイタイルシールの貼り方をご紹介しましたが、次にサブウェイタイルシールを連続して貼る場合の貼り方のご紹介です。
サブウェイタイルシールは、タイルシールが交互に並んだデザインになっているので、何枚かのタイルシールを合わせて貼る場合にも、タイル部分を交互に並べて貼ることで、美しい仕上がりになります。
横に繋ぎ合わせる場合
2枚目以降を横に貼り合わせる際は、右端の処理は要りません。そのまま貼っていきます。
目地部分が等間隔・平行になるよう位置に合わせて貼り始めましょう。
位置を決めたら、先ほどと同じ要領で少しずつ貼っていきます。
貼り終わりは、必要サイズ分にカットするか、端のジグザグが残る場合は、基本的な貼り方の①でカットした端の部分を用意します。
サブウェイタイルシールの左端の白い部分に貼っていきます。
すると、写真のように、サブウェイタイルが交互に並んだように美しく貼ることができます。
縦に繋ぎ合わせる場合
縦にサブウェイタイルを繋ぎ合わせたい場合は、貼り始めの部分を1マス分カットして貼り合わせないと、タイルが交互に並びません。
必ず、写真のように最初の1マス分をカットしておいてください。
切り取った端は、今回も後ほど使う場合がありますので、捨てずに取っておいてください。
これまで貼った列の上に、今までと同様に、少しずつ貼っていきます。
目地が縦に垂直であること、横に平行になるように心がけましょう。
横へも、これまでと同様に貼っていきます。
目地の間隔が合うように揃えて貼りましょう。
貼り終わりは、必要サイズ箇所でカットし、横のジグザグが残る場合は、最初にカットした端の残りを貼りあわせます。
続けてサブウェイタイルシールを貼りたい場合は、タイルが交互になるように、同様の方法を繰り返すことで、タイルがキレイに交互に並ぶように貼ることが出来ます。
サブウェイタイルシールの必要サイズを計算する方法
まずは、キッチンなど貼りたい場所の面積を計ります。
横に連続して貼る場合は、ジグザグ部分をかみ合わせる部分、約4.5cmずつ短くなります。
4枚横に連続して貼る場合で、1枚目:31cmから端の4.5cmカット、2枚目ジグザグのかみ合わせで31cmから-4.5cm、3枚目ジグザグのかみ合わせで31cmから-4.5cm、4枚目ジグザグのかみ合わせで-4.5cm、端に1枚目のカットした部分で仕上げで、合計約108cmの仕上がりになります。
縦に連続して貼る場合は、目地との間隔を揃えるために下に貼ったサブウェイタイルシールの一番上の目地に、上に貼るサブウェイタイルシールの目地を重ねて貼ります。
その部分約3mm分短くなります。
縦に3mmずつ、横に4.5cmずつ短くなることを考慮して必要サイズ分をお買い求めください。
サブウェイタイルのタイルシールで憧れのブルックリンインテリアを楽しもう♪
今回は、サブウェイタイルのタイルシールの貼り方についてご紹介しました。
交互に並んだ長方形のタイル貼りのデザインも、タイルシールを使うととっても簡単に貼ることが出来ちゃいますね。
カフェ風インテリアや男前風インテリアなど、トレンドのスタイルのインテリアにもぜひ取り入れてみたいデザインのサブウェイタイル。
スタイリッシュでモダンな雰囲気をあわせ持ったサブウェイタイルをインテリアに取り入れて、ぐっとおしゃれに変身させてみるのもオススメです。
サブウェイタイルのタイルシールを取り入れて、憧れのブルックリンインテリアのアレンジを楽しんでみてはいかがですか?